文科省働き方提言に対するICT活用シナリオ

ICT活用シナリオ

前Post学校における働き方改革に係る緊急提言では、「勤務時間」を意識した働き方について解説してまいりました。ここでは、学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について、ICTを活用できる分野とそのシナリオの概要について解説してまいります。

学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び 勤務時間管理等に係る取組の徹底についてでは、教師が本来の教育業務に集中できる環境を構築するため、大きく分けて業務改善について3つのテーマを挙げています。

  1. 学校における業務改善について
  2. 勤務時間管理の徹底及び適正な勤務時間の設定について
  3. 教職員全体の働き方に関する意識改革について

各テーマについて

等に係る取組の徹底について【概要】 1
学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について【概要】
等に係る取組の徹底について【概要】 2
学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について【概要】
等に係る取組の徹底について【概要】 3
学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について【概要】

上記の通り、全テーマで43項目が洗い出されており、教師でなくでも対応可能な、またはICT利活用により効率化可能な内容が見えてまいります。教師の働き方改革のためには、教師一人の力では実現が困難で、自治体・教育委員会・学校全体・地域全体で力を合わせる必要があります。そのためには人の力はもちろんのこと、コミュニケーションの効率化、業務そのものの効率化にICTの利活用が効果的であるのは予測に難しくありません。

ICT利活用の効果が期待できる領域

ここからは、ICT利活用により効果のある項目を挙げていきます。下記の図をご覧ください。

ICT活用シナリオマッピング 1

このようにICT利活用による効果が期待できる項目が16項目挙がりました。リスト化すると以下のようになります。

  • 1.学校における業務改善について
  • 学校が教育活動に専念するための支援体制の構築
  • 業務の管理・調整を図る体制の構築
  • 統合型校務支援システム等のICTの活用推進
  • 研修の適正化
  • 各種研究事業等の適正化
  • 各学校における業務改善の取組の促進
  • 調査・統計等への回答等
  • 授業準備
  • 学習評価や成績処理
  • 進路指導
  • 計画等のPDCAサイクルでの活用
  • 2.勤務時間管理の徹底及び 適正な勤務時間の設定について
  • 勤務時間管理の徹底
  • 保護者や外部からの問い合わせ等に備えた対応
  • 3.教職員全体の働き方に関する意識改革について
  • 勤務時間を意識した働き方に関する研修
  • 業務改善や働き方ついての学校評価
  • 教育委員会の自己点検・評価

ICT利活用シナリオとのマッピング

教育業務におけるICT利活用の中核にあるのは公務システムですが、教育以外の業務負担が著しい教師と、教育業務に携わらない関係者の間で必要になるのは、業務を隔てて誰でも使えるICT・サービスと考えられます。そして効果が期待できる業務シナリオは下記のようにマッピングされます。

ICT活用シナリオマッピング 2

16項目に対して、効果が期待できる業務が8シナリオとなりました。リスト化すると下記のようになり、繰り返し業務など定常的に行わなくてはならない業務や地理・時間によるコスト高名業務は、ICT利活用により効率化できることが期待できます。

  • 教育委員会から学校をタイムリーに支援する遠隔会議の仕組み
  • 全体の状況を俯瞰して把握するためのダッシュボード
  • 関係者間での教材・資料・情報の協働作成・共有
  • オンライン研修・習熟度チェック
  • 各種書式のテンプレート化と共有
  • 調査・アンケート・テストなどの配信・収集・集計
  • スケジュール・時間管理
  • Webなどでの問い合わせに対する自動応答

結論

働き方改革を推進するにあたっては、業務の流れや進め方、業務の中で取り扱う情報やその取扱い方について、「簡素化」、「電子化」、「標準化」の視点で、多くのICTの活用余地があり、効果的に時間削減や業務の質の向上を実現することが期待できます。

次回以降のPostでは各シナリオに対して、どのようにICT利活用ができるのか、Office 365を中心に解説していきます。

勤怠管理と勤務時間可視化の違いとは

文部科学省 学校における働き方改革特別部会の調査の結果「『労働時間を正確に把握すること』が、「残業時間の減少」、「年休取得日数の増加」、「メンタルヘルスの状態の良好化」に資する。」と報告しています。
このことから、学校の働き方改革の実現のために、ICTによる勤務時間の可視化は重要な要素です。
NoverTiは、教職員個人、学校、教育委員会の3つの視点で、教職員の属性に基づいて分析できます。
教職員個人はご自身のことを、学校の責任者の方は自校の教職員の働き方を、教育委員会の担当者の方は管轄する学校の働き方を様々な属性から分析し、対策へと繋げられます。
レポートをクリックするだけで様々な切り口で自動で分析・集計できるので、勤務時間を記録するだけの運用よりも、ICTにより成果の見える働き方改革を日々実施できます。

詳細は下記ページの右下ポップアップからカタログをダウンロードください。


カタログをダウンロード

コメントを残す

*