タイムカード・ICカード打刻機能・勤怠管理との違いについて

勤怠管理 学校の検索結果

さて、今回はよく教育現場からNoverTiに関して言われる「タイムカード・ICカード打刻機能・勤怠管理」との違いについて解説します。よくあるメーカーサイドからの比較となると自社製品が優位になる星取表になり、不毛なためあまりしないのですが、質問を受けることが多いため、学校における勤務時間管理を考慮した上で、何が自校・自教育委員会にとって最適かを検討いただけたら幸いです。

そもなぜ、タイムカードなのか?

これは単純に文部科学省 学校における働き方改革特別部会から「校長及び教育委員会は学校において「勤務時間」を意識した働き方を進めること」を提言されており、下記の周知が行われているからだといえます。

自己申告方式ではなく,ICTやタイムカードなど勤務時間を客観的に把握し,集計するシステムが直ちに構築されるよう努めること。

学校における働き方改革に係る緊急提言

ここでは「客観的に把握」できることが目的であり、「ICTやタイムカード」は単なる手段であるといえます。システム化することで客観的なデータとして保管ができるので、手段は何でもよいのです。

教育委員会によっては校務支援システムでの出退勤記録を行っていたりもしますし、学校ICTを活用するということで、複雑な運用が発生しないよう対応できたりもします。ただし、校務支援システムによっては打刻機能がないものもあり、また都度改修が必要になるケースもあるため、今の時代、スクラッチ開発するよりも校務支援システムに対するサードパーティー製品を活用するほうがよりよい投資結果を得られる可能性があります。
クラウドサービスであれば、手軽に利用できることと「フィットしなかったら解約すればいい」ので、新規開発するよりも投資リスクを軽減できます。
もちろんNoverTiはお客様が満足して継続契約していただけるよう、利用者様の声を聞いて製品拡張しています。打刻アプリオプションもその一つです。

NoverTiはICカードでタイムカードのように記録できないのか?

これはよくある質問です。
全国自治体ではICカードを使った勤怠管理・打刻システムの導入が進んでいるようです。なお、ICカードで打刻するだけなら、函館市立千代田小学校の小学校教諭が趣味で開発した「Punch_Out」(シェアウェア)のようなICカード打刻システムなんかもあったりします。「残業なんかぶっ飛ばせ!」という意味を込めて命名したそうですが、NoverTiも「No Over Time」(ノー残業)から来ていますので、シンパシーを感じます。

それで、質問に対する回答ですが、結論は弊社アーティサンもメイン事業はシステム開発なので当然「可能」ですが、ICカードによる打刻機能は優先度が低いです。NoverTiは学校における働き方改革を実現するためのクラウドサービスですので、働き方改革の実現に直接的な効果がない打刻機能に注力しているわけではありません。また、タイムカードや勤怠管理システムとも競合するわけでもありません
では、「可能」なのになぜしないのか?ということですが、上記「Punch_Out」やいくつかの勤怠管理システムにあるように、出力がCSVであったりデータベースであったりします。であれば、同じような打刻機能を提供して優位性を得ようとするよりも、昔からの出退勤データが記録されているものをNoverTiに取り込み自動で可視化することで、教職員・学校・教育委員会の業務効率を改善する方が学校教職員のためになるからです。
ここで重要なのは、「既存のフォーマットと連携してNoverTiで過去データも可視化できる」ことです。
例えば、とある学校の例なのですが、学校独自で作成したフォーマットのExcelで学校教員の勤務時間を集計し、1年間運用しているところを、NoverTiと過去データを含めて連携できるようにしました。これにより過去の勤務時間データをNoverTiのレポートで客観的に自動で可視化できるようになったので、都度説明資料を作成する必要はなくなっています。

このように、全国1,700以上ある自治体のそれぞれで独自に勤怠管理しているのが当然であり、学校や教職員にとって重要なのは、システム導入・移行で従来のデータを使えるのか?運用負担が発生するのか?です。新規であれば、NoverTiはExcelで入力するだけなので直感的ですし、この点はタイムカード・勤怠管理システムもあまり差はないです。ただ、後者はシステムに合わせた運用設計やトレーニングが必要になりますし、学校に合わせた集計・分析・可視化の手間がかかるのと、分析の専門家もいない学校・教育委員会で誰がそれを行うの?という課題は残ります。
また、打刻がメイン機能であるタイムカード・勤怠管理システムに「新しい打刻機能」が追加されたとしても既存のお客様は何一つうれしくありません。NoverTiは可視化機能と勤務時間データを中心に機能追加していきます。
例えば、NoverTiはAzure上で提供するサービスなので、AIと連携して自分と同じような属性のユーザーの勤務時間状況とサジェストなどを行えるようになったり、時間外労働が続くようであればアラートをあげるなど、教職員の業務改善に直接つながる機能を優先提供していきます。

まとめると、NoverTiはサービスのエコシステムを形成することで、「製品それぞれの得意分野を組み合わせて学校の働き方改革を推進する」プラットフォームとなります。ですので、タイムカード・ICカード打刻、勤怠管理とは製品ポリシーが異なるので競合ではなく、パートナーといえます。

勤怠管理システムとの機能の違い

民間企業で導入が進むクラウド型勤怠管理システムの学校利用ですが、給与計算ソフト連携やワークフロー(申請・承認)がある製品もあります。
そも、学校において給与計算はいりませんし、ワークフローをも校務支援システムについていたりしますので、費用の中に不要コストが含まれていることになります。
NoverTIというより、弊社アーティサンなのですが、Microsoftパートナーでもあり、最新のOffice 365の活用支援なども行っています。給与計算はさておき、そのノウハウの中でMicrosoft Flowのような申請・承認を簡単に提供できるサービスの開発なども行っています。この点は開発というより支援になるのですが、シンプルなワークフローであれば「カンタンかつ短時間で提供できる」ため、わざわざ製品機能に含んでいません。このようにOffice 365に含まれる機能を有効活用しつつ勤務時間を可視化できるので、ある意味NoverTiと弊社ナレッジはOffice 365と連携するアドオンサービスとも言えます。
具体的にいうと、NoverTiを利用するにはOffice 365 Educationを利用しますので、遠隔会議を行うSkype fo BusinessやTeams、タスクやシフト管理・可視化を行うPlanner、StaffHab、教材作成や生徒との教材共有ができるOneNoteや上記で述べたワークフローを提供するがFlowが利用できますので、実質的な業務効率化を実現するためのサービスもついてくるということです。

閑話休題

なお、勤怠管理で検索すると「勤怠管理 働き方改革」と結構苦しいワードが散見しますが、語弊や各方面からクレームが上がるのを覚悟でいえば、下記のように検索結果の約7割が製品紹介となり、実のところ流行に乗っかった「プロダクトアウト的検索結果」状態になっています。ちなみに月間検索ボリュームは30件で、ほとんど検索されていなかったりします。

全くの余談ですが、NoverTIはタイムカードや勤怠管理の検索結果に出てこないようになっています。そもそも勤怠管理システムではないので、このワードに対するSEO対策は全くもって行っていません。

将来的にNoverTiはどうなるのか

概要でいうと「ユーザーの声を積極的に反映して製品の機能アップを行い、AzureやOffice 365の機能を活用して最新のクラウドの恩恵を元に働き方改革をすすめる」です。このあたりは、機能が自社システムに閉じこもってしまいがちなタイムカードや勤怠管理システムと大きく異なる点で、いわゆる「マーケットイン」の方針となります。

ユーザーの声が多ければ多いほど、優先して機能追加され、その機能はすべてのユーザーが利用できます。つまり、ナレッジやレポートの水平展開ができるので、統一された業務効率化を実現でき、教育委員会が導入する場合は転勤などで勤務時間管理の運用が変わることもありません。

ですので、ぜひぜひユーザーの声を大にして上げてもらえることを期待しています。

タイムカード・ICカード打刻機能・勤怠管理のよいところは?

競合はしないのですが、NoverTi比較でデメリットや課題を上げてしまっているので、良い点も上げてみましょう。

  • 教職員が直感的に使える
  • データにミスがない(打刻ミスはあるが・・・)
  • 打刻作業が早い(PC不要の場合もある)

フラットな視点で考えてみたのですが、教職員向けのメリットはこのような感じで、やはり管理職向けの機能によりメリット度合いが変わってくるような気がしますね。

勤怠管理と勤務時間可視化の違いとは

文部科学省 学校における働き方改革特別部会の調査の結果「『労働時間を正確に把握すること』が、「残業時間の減少」、「年休取得日数の増加」、「メンタルヘルスの状態の良好化」に資する。」と報告しています。
このことから、学校の働き方改革の実現のために、ICTによる勤務時間の可視化は重要な要素です。
NoverTiは、教職員個人、学校、教育委員会の3つの視点で、教職員の属性に基づいて分析できます。
教職員個人はご自身のことを、学校の責任者の方は自校の教職員の働き方を、教育委員会の担当者の方は管轄する学校の働き方を様々な属性から分析し、対策へと繋げられます。
レポートをクリックするだけで様々な切り口で自動で分析・集計できるので、勤務時間を記録するだけの運用よりも、ICTにより成果の見える働き方改革を日々実施できます。

詳細は下記ページの右下ポップアップからカタログをダウンロードください。


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